「この先の運勢は良くなりますか?」
親指の下の膨らみをかこう様に、生命線が人差し指と親指の間から手首に向かって伸びていますが、その生命線から上に伸びている線は有りますか?
この線は、「開運線」で幸運到来や運勢好転を意味しています。
この線が出ていると、結婚・昇進・生きがいの発見など良いことが訪れます。
開運線は、生命線以外の場所にも出てきます。
指先の方に縦に伸びている線は開運線の可能性が高くなります。
知能線から小指の下の水星丘に向かって伸びている開運線があれば、自分の知識や技術、アイデアが認められ、金運も上昇する暗示になります。
例えば、現在28歳の方で人差し指の付け根の幅の2倍の所に開運線が上がっていれば、来年は良いことが起こる年になります。
具体的に、どんな良いことが有るのかは、他の線を参考に総合的に判断します。
自分の手相を見て、まず開運線がどこに有るか?確かめてみてください。
現在や未来の場所に開運線が伸びていれば、「楽しみですね!」
※今の状態の判断は、「流年法」を参考にしてください。
「運勢が悪くなる線が出ているのですが、大丈夫でしょうか?」
生命線を垂直に横断する線が出ていれば、「障害線」になります。
障害線が出ている位置と自分の年令と照らし合わせて、今年なら2018年はトラブル等の注意が必要な年になります。
現在進行中の仕事や恋愛など、暗雲の兆しです!
慎重な行動を心がける必要があります。
「障害線」は、主要な線を垂直に横切る線です。開運線とは逆に、主要な線に対して真横に横切る線です。
過去を振り返ってみて、離婚や離職、人間関係のトラブルなど悪いことがあった年の手相を見てください?障害線が残っていると思います。
鑑定をしていると、「ここに、障害線があるのですが運勢は悪くなるんですか?気になって...」と手相の本などを見られた方から質問されることがあります。
答えは、「手相に出て来る線は、過去から未来を表しています。障害線が出ている場所が重要になります。出ている場所が現在と未来であれば、トラブル等を注意する必要がありますが、過去の障害線であれば終わったことです。」
過去に、大きなダメージを受けていると、ハッキリ障害線も残っていますが、その障害線は過去のモノですから、現在の運勢を表しているのではありません。同様に開運線も同じことが言えます。
例えば、財運線に障害線が刻まれてていれば、現在の財運は何かの妨害を受け下降していると判断できます。また、太陽線に障害線が乗っていると、人間関係がうまく行っていなかったり、孤独な状態などを表しています。他にも向上線や反抗線、金星帯など現状の運勢を反映している線があります。
合わせて、障害線や開運線以外にもホクロや十字紋、四角紋、鎖状線...etcなど運勢の吉凶を暗示する印があり、その印がある場所で、吉凶の判断は変化します。
現在や未来に障害線が出ている場合は、行動変化が求められています。
現状を振り返り課題や不足している部分を見つけ対策を取れば、運勢の下降を抑えられる可能性があります...
※障害線の流年法も開運線と同様に考えてください。
☆手相の勉強は簡単だけど、なかなか頭に残らない...なぜ?
「ここに、横線があれば悪いことがある...」
「このマークが出ていれば、神秘的な力を持っている...」
など、線やマークなどを覚えれば手相占いをすること自体は、難しい占いではありません。
本屋さんに並んでいる手相の本をみると分かると思いますが、内容も難しくないですし、覚えなければいけない情報も多く有りません。分厚い、手相の本を見たことありませんし...
でも、現実は自分の手相を本の解説と照らし合わせて運勢が良いのか?悪いのか?を見て、良い線が無いとがっかりし、悪い線があると少し気になり、そこで勉強は終わりになります。
どの占いでも言える事ですが、知識と合わせて実際の鑑定経験が必要になります。
特に手相の場合は、様々な線が複雑に刻まれていたり、主要な線だけハッキリありシンプルな手相など様々で、指紋と同じで全く同じ手相はありません。
ただ、色々な手相を見ていると、中心になる主要な線の流れ、転機なる線、手の形や爪の形など手相鑑定に必要なポイントが分かるようになります。
その理由は、慣れにより鑑定ポイントを見つけやすくなるからです。
手相鑑定を自分のものにされたい方は、できるだけ多くの手のひらを見てください...(^.^)