日干と季節の関係

「甲」

水旺の季節です。

旺水となる時は、根を痛め腐ります。

通根が必要です。

※心配性、消極的

「乙」

丙があって通根することを第一とする。

水旺となる時は、戊で水を制し、丙で補佐する。

※義理を欠く決断力が無い

「丙」

地支に通根できる星があることを喜び、壬が旺じる時は甲で水をコントロールし、丙で助ける。

※計画性がない、粘りがない

「丁」

第一に日干が旺じる事を望み、巳午未に通根することを喜ぶ。

水が旺じる時は甲を用い、甲が命式中にあって強い時は、庚を必要とする。

※頭がいい、勘違いしやすい

「戊」

日干健旺であれば、丙を用いて寒冷を除き、甲を使って土を耕せば高命になる。

水旺となることを恐れ、戊、丙、丁を用いて助ける。

※消極的

「己」

第一に丙の暖照を求め、地支に巳午未があって通根することを喜ぶ。

水が多ければ、丙、戊を用いて日干を強くする。

※チャンスを逃がす、頭はさえている

「庚」

水星が旺相する月で寒気をます。

寒気が過ぎると、甲丁と丙も必要になる。

※頭は冴えているが行動にうつせない

「辛」

辛は壬を専用にしていきますが、寒冷の月ですから丙の方が大切。

地支に、巳午未寅を持つことを喜ぶ。

※あきらめやすい

「壬」

水が旺じるので、第一に戊を必要とし、寒冷のため丙を補佐用神とする。

※細かいことに気を遣う、クール

「癸」

比肩または地支に通根し強い時は、寒冷のため第一に丙を必要とする。

火や木が旺じる時は、癸は不朽しやすく辛を補佐用神とし水源にする。

※すねやすい、自己主張する