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自分の弱点を受け入れると、世界が広がる

自分はどんなところが弱いのか?苦手なのかを理解していますか?

自分の弱点を受け入れることができれば世界が広がると思います。

自分では分かっていても受け入れて、変えようとすることは難しいです。

 

綿仕事でお恥ずかしい話ですが、相手のことを考える出来なかった事、自分の中のプライドが行動を邪魔した弱点を見つけた話を紹介します。

参考になればうれしいです。

私が自分の弱点を見つけたエピソード

自分自身も感じていたけど、本心では受け入れていなかったエピソードを2つ紹介します。

一つ目は、私がサラリーマンの時の話です。

サラリーマン時代は、目標数字を達成する営業マンでした。

仕事に対する自信もありました。

反面、周りからは怖い先輩、生意気な部下と思われていたと思います。

退職後、後輩からも「怖かったですもんね...」と、言われたことがあります。

自分の考えに合わないと感じた時は、雰囲気も気にせず、積極的に意見を言う口うるさいタイプの社員でした。

ベテランになり、現場の営業部隊を指導する部署に異動になり今までの立場が逆になりました。

私が本部の方針などを伝達すると、「そればできません...現場の現状が分かっていません」などの意見を言う社員がいました。

内心では、「そんなに言わないでよ」「言いたいことはわかるけど、会社の方針なんだよね...」と思っていました。

ふと振り返ると、「あいつって昔の俺だ?!」と気が付きました。

立場が変わったことで、いままで見えていなかった相手の気持ちや自分自身が見えた気がしました。

自分の考えだけを基本に、発言しその場の雰囲気や影響を考えていなかったことを気づかされました。

この経験は、相手の話を最後まで聞いたり、相手の状況も考えて発言する意識の大切さを教えてくれました。

それまでは、自分も同じ対応をしていたのに、「そこまで言わなくても...」「他に言い方があると思うけど...」と、以前の自分を棚に上げていました。

自分の考えをその場で発信できる積極性は長所ですが、その場の雰囲気や相手の立場を考えることが出来ない所は弱点でした。

好き嫌いがハッキリしている方、時々周りと対立する方...は、自分は状況を理解したうえで言葉を発しているか?振り返ってみることをお勧めします。

自分と相性の悪い人も、もしかすると自分と同じ感覚を持っているので波長がぶつかっているのかもしれません。

逆に、自分の考えを発信すのが苦手な方は、私の逆で周りの雰囲気や相手の事を考えすぎて言葉を出せないのかもしれません。

自分の中だけで考えるより、相手がど考えているのか聞いてみると現状が確認できます。

 

二つ目は、サラリーマンから占い師の旅を始めた当初の話です。

占い師になろうと意気込んでなったにもかかわらず、初対面の人に名刺を出すことに抵抗を感じている自分がいました。

心の中で「占い師にみられる自分が恥ずかしいかも...」と思う自分に情けないやら呆れました。

その原因を考えてみると、サラリーマン時代は、抵抗なく名刺を出せていたのは自分の後ろにそれなりの会社の看板があったおかけに気づかされた始末です。

自分の占いに自信がないわけでもなく、やる気で始めた占い師なのにお粗末なヤツです。

占い師になった時は、サラリーマンとは違う環境や自己責任があることは分かっていたつもりでしたが、自分では気づかなかった変なプライドが邪魔をし自分にブレーキをかけていました。

そこで自分に聞いてみました。

「自分の占いが人の役にたつと思っていないのではなか?」⇒「いや、役に立つ」と仕切り直しです。

不安や劣等感(プライド)を消す為にも、自分を変化させる必要があると思い、色々なイベントに出たり、異業種の交流会に参加したり、初対面の人に多く会える機会を増やし「占い師をしております亀占です」と名刺を配っていると3ヶ月ほど経つと抵抗なく名刺を出せるようになりました。

今は、「亀ちゃん」と呼んでいただける人も増えましたし、心地いいです。

 

職種が変わったり転職などで環境がかわった時は、自分を状況に合わせて変化させていかないとストレスを自分で作り出すかもしれません。

ストレスを感じた時は、以前と今の違いを振り返ってみると解決策が見つかると思います。

私見ですが、自分の弱点は分かっているつもりでも、それを受け入れないと自分を変えたいと思っても立ち止まってしまうと思います。

 

 

 

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