「調べたら、身弱みたいなんですけど、運勢は良くないんですか?」
四柱推命に興味をお持ちの方から、自分で調べたら身弱なので運勢は良くないのではないか?との質問を受けましたので、以前にもブログに書いたことはあるのですが、運勢の力量を表す指標の一つである「身弱、身旺」などについて、再度書くことにしました。
☆結論を先に書くと、どちらも良い面、悪い面があるです。
その方の本質の強さを表わす指標に、四柱推命では「身弱」「身中」「身旺」「外格」などがあります。
字のイメージからすると「身弱」より「身旺」の方が強い運勢を持っているように見えるかもしれません。
本質の強さから見ると「身旺」は積極性があり自己主張ができサラーリーマンなど企業戦士に向いていますが、身弱はその逆で、ストレスに弱い事になります。
確かに「身旺」の方は「身弱」の方に比べると積極性があります。
ただ、その積極性が過剰に外に出てくると、周りからは、自己中心的で人の意見を聞かない自分勝手な人に見え、人間関係がスムーズに作れないことにもなりまねません。
「身弱」の方は、消極的な面がある反面、他人対する思いやりの気持ちがありますが、消極的な部分が強くなると人間関係を作ることが出来ません。
生まれ持った力量は、身弱や身旺であっても、行動や考え方を「身中」にすることが、運勢上昇のカギです。
また、身中や強旺格の方でも大運などの変化で、五行が偏ったり破格し運勢が壊れる流れがくることがあります。今は良い運勢であっても将来の運勢が壊れる時期や原因を把握しておくことが必要です。
鑑定をしていて感じることですが、命式が「身弱」であっても行動的な方ももたくさんおられます。
有名人の中でも身弱の方は、いっぱいいます。
運勢を上昇させるために何が必要かと言うと、生まれ持った五行のバランスが偏っていれば、調和の取れた状態にすることが、運勢上昇のポイントになります。
身弱の方であれば、自分を尅す五行が多いわけですから自分自身を強くしたり強くする武器を手に入れたり、身旺の方であれば自分自身が強すぎるわけですから、余ったエネルギーを外に漏らしたり、自分自身を律する事によって身中になることが出来ます。
生まれ持った五行は、将来の道標なので、その道標が間違っていれば自分で正しい道へ修正していけば運勢は上昇させられと言うことです。
最近、ついてない、人間関係がうまく行かない、やったことが裏目に出る、友だちができない、踏ん切りがつかないなど...五行の偏りが原因かもしれません。
どこの五行の偏りがあるのか?調和をとるにはどうしたら良いのかを知りたい方は、四柱推命の鑑定を受けられてはいかがでしょうか?
具体的に、自分自身を理解し運勢を上昇させてください...!
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