お客様から「四柱推命はどこで勉強したんですか?なぜ、四柱推命をはじめたんですか?」などのご質問を受けることがありますので、私と四柱推命の出会いについてブログにしました。
自分の中のスピリチュアルな能力を感じて占い師に興味を持たれた方、占い師で身を立てようと思われてなられた方など、理由は様々だと思います。
私の場合は、占い師になる予定で四柱推命を始めたわけではありません。それがかえって、私を占い師にしてくれたと思います。
今回は、私が占い師になったきっかけとについてブログにしてみました。
四柱推命を習い出した、きっかけ
現在、私の占術は「四柱推命と手相、タロットカード」です。
習得した順番は、四柱推命⇒手相⇒タロットカードの順番です。
そこで、最初に始めた四柱推命との出会いについて紹介します。
実は、45歳までは、占い自体を信じていな人間でした。
その頃は、大阪でサラリーマンをしていたのですが、私の家族が当たる占い師の話を聞きつけの占いに行ったのがきっかけで、私も行ってみる事になりました。
人生で、2回目に行った占いが四柱推命です。
1度目は、大学時代に飲み会の帰りに仲間と中州で露天に出ていた手相占いです。
話を四柱推命との出会いに戻します。
もともと、占いは信じていなかったのですが、家族の勧めと暇だった事もあり好奇心で行ってみることにしました。
行く時に決めていたのは、自分の情報は出さない、聞かれた事だけに答えるです。
占い師の方から聞かれたのは、生年月日と生まれた時間だけで、分析が終わるといきなり鑑定結果の発表でした。
最初に占い師の方から言われたことは、「小さい頃、病気をしたと思いますが、よく生き残りましたね!」です。
いきなり、ドッキリ正解…私は赤ん坊の頃に、母の乳の出が悪く栄養失調で死にかけたことがあります。
当時は、まだミルクも今ほど普及していなかったようで、最後の手段で父がミルクを飲ませて助かったんだよと聞いていたからです。
その後も私の性格や今までにあった出来事などを時間軸も合わせて言われて、正直ビックリしました。
占いって当たるんだと正直ビックリしたのと、「これは、使える...」と、思いました。
「使える」の意味は、当時私はコミュニケーションスキルをレクチャーするトレーナーの仕事をしており、仕事がら初対面の人と会うことが多かったため、相手の方とのアイスブレークに、何か使えるネタを探していた事もあり、「占い」が出来るようになれば、アイスブレイクの武器になると思いました。
話を占い師の方に戻すと、女性、60代、ハスキーボイス、大阪のおばちゃんと言うイメージの方で、鑑定結果を一方的に説明し、その後運勢を良くするアドバイスをくれました。
この鑑定の伝え方は、私も踏襲しております...このおばちゃんの弟子になったこともあり。(^^;)
私の師匠(おばちゃん)は、大阪の緒方泰州先生門下の偉い方です。
そのおばちゃんから、帰り際に言われたことで今の私がいるのですが、何と言われたかと言うと「あなたは、占い師になりなさ。」です。
弟子入りした動機は、初対面の人とのアイスブレークに使えると思った事が一番ですが、この言葉も心に残りました。
弟子入りした頃は、趣味のゴルフも止めていたこともあり週末は自宅でのんべんだらりとして時間を持て余していたため、何かを始めたいとの思いも重なって、良いタイミングだったと思います。
四柱推命の勉強開始
弟子入りし、勉強を始めたのが今から13年ほど前になります。
勉強は、教科書「四柱推命 実践鑑定講座 泰山流 緒方泰州著」を土日に各90分間の解説を師匠からマンツーマンで受けるやり方です。
この教科書が、すべて終わるのに3年近くかかったと思います。
師匠からの解説は、言葉の意味は勿論ですが教科書には書かれていない秘伝や師匠の経験など意義ある内容です。
正直、よく続いたと思います!
四柱推命の勉強自体に興味が出てきたのは、勉強を初めて1ヶ月ほど経ってからです。
私が習った四柱推命は、東洋の自然科学がベースになっています。
現在も私のサロンに来られた方から、質問を受けることに「四柱推命は統計学でしょう?」がありますが、私が習った四柱推命は、統計学ではなく自然科学が基本に有り、その考え方のおかがで、個々の人の運勢の変化に柔軟に対応できると思います。
その点からも、占いのスキルとしてだけでなく、学問として勉強したことが続けられた理由です。
占いのスキルを習得する目的だけでは、長く勉強できなかったと思います。
最初の鑑定
勉強を開始し、3年近くたって師匠から「そろそろ実際に鑑定してもいいよ」と許可が出ましたので、実鑑定を開始しました。
私が最初に鑑定したのは、自分自身と家族です。
「私の命式」
癸丁癸丁
卯亥丑酉
官星大過の身弱で、職業のストレスを受けやすく転職を繰り返しそうな人
用神は、甲・甲・通根
私は、自然科学的な視点から見ると、「暖炉の火」ですから火が燃えるための燃料(マキ)が必須になります。
運勢を良い流れにするためのポイントは、燃料を手に入れる事になります。
この鑑定結果は、師匠の最初の鑑定でも言われたことですが、あらためて自分でも理解できるようになりました。
私に必要な燃料が「占いなのかも...」と、その時思った次第です。
ただ、この時点ではまだ占い師になる事は、考えていませんでした。
占い師になったわけ
当時は、サラリーマンで研修部門に所属しており鑑定の対象は、自分の家族や知り合いと社内の研修で出会う社員が対象です。
前述しましたが、もともと四柱推命に興味を持ったのは、占いを使って初対面の人との距離を縮めたいとの目的でしたので、早速出会う人に「私は占いができるので、悩みや自分の運勢を知りたい時は、占ってあげるよ。」と、言ってみるとすぐに鑑定の依頼が有りました。
勿論、当時は自分のスキルアップも兼ねていましたので、無料でメール鑑定をしていました。
鑑定を続けていると、「自分の家族も診て欲しい」との要望も出てきました。
鑑定結果に対する反応は、ザックリですが100人中鑑定結果に対して「違う」と言われたことはなく、1人は反応無しの割合で、99人はお礼と突っ込んだ人生の相談を受けるようになりました。
また、「家族の方からお礼の手紙」を頂いたこともあり、鑑定結果の高い的中率を実感していきました。
四柱推命を始めた動機は、コミュニケーションツールとして使いたいとの思いが、実際に鑑定をしていくうちに、「人の為になっている」と変化していき、将来は「占いを使って、人の助けになりたい」との思いが出て来ました。
その後、初対面の多くの方を鑑定していくうちに、この思いが本物になり現在に至っております。
私が心がけていること
鑑定料をいただいている以上、その方の運勢が良い流れにならないと占い師とは言えないと思っています。
私が鑑定をしていて常に心がけていることは、「その方の運勢を良い流れにするための方法を具体的に見つけることと、理解してもらうことです。」
四柱推命や手相を使えば、悩みの原因や運勢が下降や停滞している理由など、将来の運勢の流れを見つけることができますが、ここで重要になるのが、どう行動すれば運勢を良い流れにすることができるかですが、人それぞれ今までに培っか価値観や経験が変化することを邪魔してしまうことがあります。
私は、サラリーマン時代にコーティング、ロジカルシンキング、パラダイムシフトなど色々なスキルも習得できたおかげで、相談に来られた方が理解しやすい様に説明することができます。
振り返ると、これらのスキルも占い師になるための準備だったのかな...っと思います。