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手相の右手と左手は、何を表しているのですか?


「手相は、右手と左手のどっちを見るんですか?」

 

 

手相鑑定でお越しになる客様の8割以上の方からお受けする質問に、右手と左手についての質問がありますので、私の私見をご紹介します。

 

右手と左手に関しては、色々な説が有ります。

脳と関連して、右手は左脳の感覚領域のイメージ的な部分を表し、左手は右脳の理論的な事を表すとか、輪廻の視点からは、左手は前世を表し右手は現世を表すなどです。

 

私が鑑定時に意識している右手と左手は、右手が「現在の運勢の状態と近未来の運勢」左手は「運勢全体とその人の本質」を表していると思っています。

なぜ、そう考えているかと言うと、私は手相以外に四柱推命も使いますが、四柱推命はその方の本質はもちろん運勢全体を推命出来ます。

 

四柱推命と手相を比較すると、左手にはその方の本質の部分がハッキリ現れていますし、右手には現時点での運勢の影響が現れているからです。

 

 

例えば、左手を見ると心の強い方で、四柱推命で言えば「身旺」の方の手のひらは、細かい線も少なく深い線が刻まれています。ただ、中には右手を見てみると生命線に細かい障害線が無数に刻まれていて、明らかに左手と違うことが有ります。

 

その様な方を四柱推命で見ると官星が大運にめぐって、仕事や人間関係、健康のストレスがかかっている流れの中におられます。

 

この様な点からも、右手は現在の運勢の状態や置かれている環境を表していると言えます。

手相が変化する時は、どんな時か?

「手相は変化する」と言われますし、実際に自分の手相が以前と変わっているのに気づかれた方もいると思います。

手相が変化した時には、それなりの理由が有りますので、その理由を具体的に把握し、良い変化であれば今の行動を継続し悪い変化であれば、対策を考えたり行動を変化させ障害を乗り越えることが重要です。

 

また、四柱推命では10年サイクルで運勢の流れを判断する「大運」と言う指標が有り、その指標と元命式と合わせて力量の変化や運勢の季節変化を見て、運勢の流れを見る事ができますが、手相が変化している場合は、その大きな流れや1年サイクルで巡る年運など影響で、運勢の変化と合わせて現状の自分が置かれている環境に影響された状況も手のひらに現れ、「手相が変化する」することになります。

 

特に右手は、現在の潜在的、顕在的な心の状態を反映していると言えます。