
私の座右の銘は、「根を養えば樹は自ずと育つ」です。
この言葉は、大学時代の恩師から頂いた言葉で、頂いた時には良い言葉だとは思いましたが、その当時は私の座右の銘ではありませんでした。
この言葉が私の座右の銘になったのは、10年ほど前からです。
以前の座右の銘は、「苦あれば楽あり」とか「七転び八起き」、「一度あることは三度ある」などで、今振り返ってみるとネガティブな言葉ばかりです。
その時の自分は、逆境を跳ね返すパワーが一番自分にとって必要なものだっただと思います。
座右の銘が変化したのは...

仕事の失敗や停滞などの状態を乗り越えるために自分自身を鼓舞する意味で、「苦あれば楽あり」などの言葉が頭の中にあったと思います。
確かにその頃は、この言葉に助けられました。
「根を養えば樹は自ずと育つ」に座右の銘が変わったのは、将来自分がこうなりたいと目標ができたことで、目の前の状況への対応から将来のなりたい自分に、目線が切り替わったからだと思います。
ただ、座右銘はいつも意識しているわけではありません。
ふと、最近ダラダラしてるな...っと思ったり、不思議と思い出します。
「根を養えば樹は自ずと育つ」

実は、「根を養えば樹は自ずと育つ」の言葉の意味は、額に入った色紙を頂いただけで、教えてもらっているわけではありません。
いま座右の銘にしているのは、その時の状況がふと私の心に響いたこととだと思います。
・私の解釈
「根」は、自分を強くしエネルギーを吸収し続ける事ができる物
私の場合は、占いの知識やコミニケーション能力、コーチングスキルなどが根になります。
「樹」は、手に入れた知識やスキルなどを活用して、悩んでおられる方の役に立つ事です。
「根を養えば樹は自ずと育つ」は、その人それぞれ根も樹も違うと思います。
ある人には、「根」が対人関係の作り方であったり、積極性を出すための特技を磨き自分に自信をつけること、起業を考えておられる方であれば関連した経験や知識、恋愛や結婚などでは自分磨きと人との関わりなどになると思います。
「樹」は、将来の目標です。
目標を手に入れるための行動や考え方が根ですから、自分がどんな樹になるのかを先に決めてしまうことが重要だと思います。
勿論、どんな樹になるのかを途中で変更することもあると思います。
だた、それまでに手に入れた根は自分の財産になり、自分を強くしてくれます。
自分がどんな樹になりたいのかが決まっておられない方は、まず見つけるために興味があることをすこし頑張ってみると良いと思います。