占い教室に興味をお持ちの方から「四柱推命の勉強は難しいですね...四柱推命はどうやって勉強したらいいですか?」「使えるようになるにはどのくらいの時間がかかりますか?」などのご質問を受けることがあります。
確かに四柱推命は、覚えなければならない事も多く、簡単に修得できる占術ではありません。
独学ではじめられた方の中には、途中で色々な壁にぶつかり頭の中がこんがらがって来て、早い段階で挫折する方も多いと思います。
私もそうでしたので...(^^;)
修得が難しい一番の理由は、鑑定を始められるレベルになるまでに時間がかかりモチベーションが続かないところだと思います。
難しい用語や法則の多さも勿論あると思いますが、自分で占いを開始するまでに時間がかかるので、勉強の先が見えないところです。
タロットカードであれば、ある程度独学で始めて鑑定精度は別にして占い自体を始めるのに早ければ、本を見ながらとか、1日程度の講習への参加でスタートできるのに対して、四柱推命では推命するレベルにもよりますが早くても1週間程度はかかります。
だれでも勉強を始めたら早く使ってみたいと思いますが、四柱推命は占いを開始するまでに時間がかかりやる気が失せることも多いと思います。
勉強の到達目標が、「その人の本質を知りたいのか?」⇒「運勢で起こるイベントを知りたいのか?」⇒「運勢を良い流れにする対策を具体的に知りたいのか?」で、勉強しなければならないボリュームも大きく違います。
タロットカードでは、推命する目的には大きく影響されず、大アルカナ、小アルカナ、数字の意味(数秘術)、スプレットの種類...などを理解すると占うことができますし、一番はカードの意味が分からなくても絵柄などの雰囲気からインスピレーションは湧いてきますので、カードに親しみやすいと思います。
四柱推命の勉強に行き詰らないポイント
四柱推命の勉強に行き詰まらないためには、四柱推命を自然科学的な学問と捉え、人間の行動や感情の変化を自然界と連動させた考え方を持つ必要があります。
学問ですので、修得するには時間がかかることを最初に意識しておかなければなりません。
自然科学的考え方を説明するのは難しいのですが、薔薇が奇麗に健康に咲くにはどんな環境が必要なのか?とか、暖炉の火が燃え続け周りを暖めるには何が必要か?みたいな考え方です。
この様なイメージを人間に当てはめて運勢をベストな状態はどの様な状態なのかを見つけ出す占いです。
ただ、自然科学的な考え方と色々な法則の関連性を理解し、人生で起こるイベントや問題の解決策を見つけるレベルになるには、独学では難しいのが現実です。
このレベルを手に入れるには、四柱推命を理解している人から教わるのが効率的です。
難解にしている理由は、五行のバランスや通変星同士の意味するところなどに秘伝があり、その部分はネットや書店の本には載っていなかったり、載っていたとしても理解することが難しいので解説が必要になります。
四柱推命を勉強する場合は、目標を段階的に設定し勉強を進めていくことが大切だと思います。
第1段階では「その人の本質や性格をザックリ推命できる」、このステージがクリアーできれば次は、「運勢の大きな流れや人生で遭遇するイベントを推命でき、対策を打てる」など、段階的に勉強を進め掘り下げて行く意識を持つと諦めずに勉強が続けられると思います。
最初から「四柱推命の習得」と意気込んで始めると、「私は四柱推命が使えます。」と言えるレベルになるには数年は必要になりますので、挫折する可能性が高くなります。
また、最初は「趣味や勉強としての四柱推命」から始め、興味が湧いてくれば深く入り込むイメージが勉強を続けるポイントかもしれません。
私も四柱推命教室をその方の目標レベルに合わせて指導させていただいております。
興味をお持ちの方は、お気軽にお問合せください。
また、四柱推命と手相の体験会も随時開催しております。