
今までなんともなかったのに、最近体調がすぐれない方や急に大病をした方は、大運や年運の影響を受けているのかもしれません。
体力が落ちると言われている、40歳や60歳、70歳以外に、10年サイクルで変化している大運においても体への影響があります。
また、年運による影響も侮れません。
運勢にも四季があります

運勢にも四季があり、自分の運勢の季節変化は、大運で見ることことができます。
人それぞれ生まれ持った季節があり、その季節は自分にとって良い季節なのか?
自分には合っていない季節なのか?
良い季節の中にいれば、行動面や精神面が安定し結果的に社会生活においても充実感が得られます。
自分にとって相性の悪い季節の中では、その逆の現象が起こることになります。
例えば日干が「火」の方の運勢のベストシーズンは「夏」、金の方のベストシーズンは「秋」...になります。
逆に、自分に合っていない季節は「火」の方は冬、「土」の方は春、「金」の方は夏、「水」の方は土用、「木」の方は秋になります。
注:日干以外の要素を総合的に判断すると、適した季節や適していない季節が変化することもあります。
日干が「火」で、夏の十二支である「巳・午・未」が月令に有る方はベストシーズン生まれになりますので、本質も強く責任感もお持ちです。
「火」の方で、生まれ持った季節が冬であれば、月令の有る方に比べ積極性や自分自身の中の自信も弱く、社会生活では苦労も多い事になります。
ただ、月令があっても大運の変化の中で夏→秋→冬→春と巡ったり、夏→春→冬→秋と巡る場合があり、自分を攻撃する通変星「官星」が巡ってくる季節には、日干が強い方でもダメージを受けやすく、日干が弱いと運勢がいっそう下降し、健康に対するダメージ、仕事や人間関係など様々なダメージを受ける流れが強くなります。
また、通常の季節の変わり目と同様に、運勢の季節の変わり目と前後1年間は、運勢が安定せず体調にも変化が起こりやすい状態で、この変わり目を「接木運」と言い、体の無理や不注意による怪我などに注意する必要があります。
注:大運は、10年サイクルで変化していく運勢の流れで、運勢の季節を変化させて行きます。大運は人それぞれ転換するポイントが違います。
年運の影響

年運の変化も注意する必要があります。
大運の影響よりもダメージは少ないですが、実際に私が鑑定していて年運による官星のダメージを受けた方が結構おられます。
実例では、日干が「火」の方に水の年運が巡ってきた時、脳梗塞を発症した方がおられます。
火に対して水は、火を消してしまう役目があり直接的な作用が体に現れたケースです。
10年サイクルの大運自体は、特に悪い流れでなくても年運で官星が巡ると予想もしていなかった大病に見舞われることがあります。
この様な現象は、日干が木には金、土には木、金には火、水には土の年運が巡る年は注意が必要です。
注:日干を刻す「官星」を例に上げて説明しましたが、その他の通変星においても悪影響を及ぼすことがあります。
運勢全体はそれほど悪くない流れの中にいても、大運の変わり目や年運で自分を刻す星が巡る時期は、注意が必要です。
事前にその時期を知って、予防や対策をしておく必要があります。