夫婦関係はうまく行っていますか?
夫婦関係に溝が出来る原因の多くは、お互いが今まで生きて来て身についた価値観の違いが大きな要因になります。
価値観は、社会生活での成功や失敗体験、親の教育など家庭環境などによつて人それぞれ作られます。
恋愛の時や結婚した初期においては、相手の価値観と自分の価値観が違うのか考えることはなかなかありません。
ただ、重大な決断をする時に考え方の違いに気づき、「そんな人だったんだ...」と、受け入れにくい溝ができることがあります。
例えば、子供の教育方針や将来の経済的な考え方などで対立した時、どちらかが相手の考えを受け入れられず、自分を抑えこんだ時などでは、表面上は問題が解決したように見えても一方が納得しないまま相手に合わせる結果になると、納得していない方はストレスを抱えたままの状態と不信感が残ります。
価値観が違うと思ったら、相手に伝える
子供の教育などについて意見が対立した場合、譲歩できる範囲であればいいのですが、納得できないまま話が終わってしまうと、その話題でたびに対立が生まれます。
表面上は一方が譲る形になりますが、時間が経ってもストレスは消えませんので、転換点が来ると解放されます。
俗に言う「性格の不一致」や「熟年離婚」などがいい例だと思います。
今まで自分を抑えていた奥さんやご主人が、運勢の流れで自分が強くなると自分を解放する動きをし、溜まったストレスを解放する行動をとります。
「あなた、あの時〇〇だったよね!」...
言われた方は、相手にストレスが溜まっていた事は想定外になりますので理由が理解できない事もあります。
その様な悪い結果を向かえない前に、この事はストレスになると感じている方は、自分と考え方が違うと感じた時点で相手に伝える必要があります。
伝えて相手が理解できないとか、考え方に歩み寄りが無い場合は、その時点で将来の決断をする方が自分にとっても相手にとっても建設的です。
本質が弱い方(身弱)には、勇気がいる事ですが、将来の幸せを考えるとその行動は大切な事です。
また、本質の強い方(身旺)は、関係に深い溝が出来てしまう前に、相手の思いを受け入れてあげる優しさが必要です。
価値観は、どんなところに現れますか?
・教育方針
・将来への計画性
・他人との接し方
・家族への関わり方
・仕事と家庭の関係
・金銭感覚
・...etc
他にも色々あると思いますが、その人の価値観は社会生活での体験(人間関係、仕事)などから変化もしていきますが、自分の中にある価値観はその人自身が正しいと思っている事であっり、その行動や考え方だ安心できる領域ですので、他人からの意見で簡単に変わるものではありません。
良い関係を続けていくためには、自分と同じか近い価値観を持っている相手を選ぶのが一番ですが、違っていた場合は、我慢するのではなくお互いに歩み寄る事ができるのかを模索する必要があります。