魔が差すと言う言葉が有りますが、この現象は、運勢の転換点で起こります。

四柱推命は生まれ持った五行の分布や比率でその方の本質や運勢の変化や流れを推命します。

例えば、火の五行を日干に持っている方が、大運や年運の影響で火と土のバランスが崩れると、粗暴になったり衝動的な行動をしてトラブルを起こしてしまう事があります。

日頃は、しっかりしている方であればなおさらです。

逆に、消極的な方がこの変化を起こすと、自分には非が無くとも周りからいじめられたり騙される現象が起こります。

これらの現象は、火・土・金・水・土のどの五行でも急激な変化の影響を受けることがあります。

悪い影響を大まかに紹介すると、事件を起こしたり、財産を無くしたり、離婚したり、重病の発症など様々です。

悪い影響を回避する方法は、事前に予測し対策を打つことが一番になります。

トラブルを受けたり起こす原因が、自分自身にありその行動が衝動的な行動をとってしまう事にあるのか？自分自身の抑えが効かなくなるのか？他人からの邪魔入るのか？など、その時期などが事前に予測で来ていれば対策を打つ事が出来ます。

・転職などの悩みで多いのが、人間関係がうまく行かず職場を転々とするケース

男性であれば、官星が大過する時期がその状態に当たりますので、その時期を知ることと官星の影響を理解し、回避行動をとることが重要です。

この場合は、大運などの急激な変化で起こる場合と、生まれ持った運勢で起こる場合が有りますので、その判断も重要になります。

・浮気や不倫で家庭や社会生活が壊れるケース

日干が特別な干合を起こした場合などでは、周りが見えなくなり自己中心的な行動をとってしまいます。

このぐらいは、バレないとか...欲望をコントロール意識もなくなる流れです。

・振り返ると無謀な投資をして財産をなくすケース

五行が極端に大運や年運で偏った場合などで起こります。この場合も自己判断力が無くなってしまいます。

・今までは大した病気をしていない人が大病を患うケース

この場合も官星が強く影響するケースです。その時期や疾患をを知って注意しておく必要があります。

実際に有名人がトラブルや病気を発症した時の五行のバランスは、大きく偏った状態です。 

これらの例で共通している点は、自己判断力が無くなる点、自分の状況を判断できなくなる点など極端に自信過剰になるケースと、自分には非はなくても周りから災いを受けるケースがあります。